赤のピンヒールで踊る

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『万引き家族』を公開初日に見た(書き途中)

公開初日に『万引き家族』見てきました!!!

 

正直に言うと、見終わった時(ああ〜これもう二度と見たくないな)って思いました

前に『怒り』を見た時と同じ感情です。方向性は違えど、しんどいんですよ。

普段自分たちが蓋をして見ないように居ないようにしてきた人たちについて鮮やかに描いていて、ただひたすらに現代社会の一側面(貧困・虐待・家族像など)を見せつけられ、こういう人たちが確かに存在することをまざまざと認識させられました。今ニュースで5歳の子の虐待死が連日報道されてるから余計に。

 

彼らの生き様も情景もセリフも、胸にくる 身につまされる そんな映画でした。

 

という事でネタバレなしでなんとなくまとめられたので、以下ネタバレありで思いのままに書いていこうと思います!!!

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

ショウタが万引きに罪悪感を覚え始めたり、妹にはやらせんなよって言われてから自分一人でやろうとするとことかしんどい

 

世間で認められている【家族】とはかけ離れているけど、彼らにとっては実の家族より暖かくて強い繋がりがあった そんな場所だったと思うな。みんなで同じ鍋を囲んだ時、みんなで海に行った時、縁側で花火を見ようとした時、あの瞬間たしかに彼らは家族だったよね?

あんまり安易に言うのはよくないと思うけど本当の家族より安心できる場所ってあると思うし、安藤サクラが言ってたように「親がそう思いたいだけ」っていう部分もありと思います。だって「子供は親を選べない」から。そして、彼らはじゅりちゃんに「選ばれた」んだよ。