赤のピンヒールで踊る

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名探偵コナン紺青の拳感想(n=2)

今年も劇場版名探偵コナンの季節がやってきました!!!!!!!!!

 

最近のコナンブーム、すごいですね。

去年の22作目となる『ゼロの執行人』は興収90億越えの大ヒットでしたが、今年も大盛況で、初日動員数はゼロシコを上回ってるらしいですね??

私も初日にTOHO新宿で見ましたが、まず放映回数がすごい。1日17回。そして席がすぐ埋まる。

それだけコナンファンが増えていたり、実績から考えて配給側の期待も大きかったりするんでしょうね!嬉しいことです。

 

というわけで、コナン映画23作目となる紺青の拳の感想を述べていこうと思います。

 

 

でも本題に入る前にちょこっと私のコナン歴についてお話しようかな。

早く感想見たい人はスクロールしてくださいね!

えーと、私が最初にコナンを見たのは幼稚園〜小学生低学年くらいの時、アニマックスでやってたコナンを偶々見たのがきっかけ。それでバーーって見るようになって見事にハマり。映画を初めて劇場に見に行ったのは紺碧の棺桶(ジョリーロジャー)でした。

紺碧が11作目だから…もう12年もコナンを見に劇場に足を運んでいるのか。いま私はハタチなので、人生の半分以上コナンを見に行っている計算になりますね。

アニメやら映画やらを見始めたあの頃はコナンが月曜19時半の時代でした。それから十数年経ち、受験生なのに純黒の悪夢(ナイトメア)を劇場に5回見に行くようなヲタクに成長してしまいました。南無。

 そんな私は筋金入りの赤井秀一の女です。

小学生ながらに、赤井秀一かっこいい…結婚する…と思っていました(笑)なので『赤と黒のクラッシュ』を当時見た時は本当衝撃で。アカイ、シンダ。赤井、死んだ。めちゃくちゃショック受けましたよ。ええ。

それから10年待って赤井が復活し、緋色シリーズで帰還したんです!!!!!!!

そして映画にも出演しました。異次元の狙撃手のラストシーンは涙無しには見れないのでみんな見てね!!!!!!!!!(大声)

と、まあ赤井の話はこのくらいにして。

 

こんな感じで毎年数回ずつ劇場版名探偵コナンを見に行っている私による、私なりの紺青の拳レポです!!!!! 

 

ネタバレにならない万人向けの感想は

・京園推し大勝利映画

・キッド様がかっこよくて可愛くて最高 

・主題歌のブルーサファイア、思ってたより784958656562389484667倍良い

です。

 

 

 

以下ネタバレ

※全て個人の感想です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやもう今年の映画やばくないですか????

 …って言いたいところなんですが、実は一回目見た後の感想は(あれ?なんか今年話がとっちらかってなかった?微妙かも?)でした。

だって、約2時間の上映の中で一番沸いたのが来年の予告(赤井秀一〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)だったんです。私が上記のように赤井秀一好きっていうのも勿論あるんだろうけど。

エンディング中に、今年は犯人も黒幕もだいたい予想できていたし、話があっちこっち飛んで展開するのでだんだん盛り上がっていく感じが少なかったかなあって思い返していたら落ち着いちゃって。

映画後一緒に見てた友達と話してても同じような感想で、ココ!!!!っていう見所どこ?京極さんのとこかな?あそこ作画完全別アニメだったよね(笑)などと言いながら、手放しで褒めるってことはなかったんですね。ちょっと悲しいんですが。

だから、今年はあと一回くらい見れば十分かな〜なんて思っていました。

 

でも翌日妹にコナン見に行きたいけど行く人いないからどうしても一緒に来て欲しいと言われ、渋々2回目を見に行ったんです。

そしたら初回でモヤモヤしてた部分や張られていた伏線がわかり、あ〜〜なるほどね!となり、結構楽しめました。

まあそれでも絶賛はできないんですが、でも一回だけより絶対二回三回見た方が楽しめると思います。巧妙に作られている…そしてパンフのインタ込みだとさらに面白い。

 

ミステリー物に共通して言えることは、 全てを分かった上でもう一度最初から見返すのが醍醐味だなあ…ということ。

 

  

以下私のツイート及びふせったーより抜粋

 

予告の内容全部序盤で回収されてワロタだった 博士のクイズに至ってはやっつけ仕事だったしコナンも「早くね?」みたいなの言っててなかなか酷い…と思いました

 てっきり京極さんVS怪盗キッドの構図だと思ってたから「なぜお前がここに?」「問答無用!!!!!」があんな序盤だと思わなかった(笑)

それより、予告の最後の最後、キッドが溺れてるシーンがあんな序盤で、しかも溺れた後もぐったりはしてるけど京極さんから逃げれるくらいには元気なのびっくりですよ。

思えばキッドはレオン邸でテーザー銃でやられて水責めにあってるのに、それすら想定してたみたいな顔して不敵に笑って見せるの。本当にかっこいい。盗一さんの ポーカーフェイスを忘れるな が響いてる。

キッドの話はあとで沢山するけど本当に彼はかっこいいんですよね。

博士のクイズは、舞台が海外だから最初に持ってくるのもわかるけどちょい雑すぎやしませんか〜〜〜…

 

 

うーんでも今回の映画は割ととっ散らかってた印象だな メインの3人(コナンキッド京極)でそれぞれ伝えたいことが多すぎて事件やったり恋愛絡ませたりで最大の見せ場どこ?って感じだった 細々とした見せ場が複数あるという感じ

これこれ、私が初見時に抱いた感想。

ヒライ+キッド、京極+園子はそれぞれ全然違う行動をしていて、事件に両者とも巻き込まれていって、時々リンクしながら話が進む…って感じだったと思うんだけど、初見だとそれに気付けない、なんならさっき言ったように途中までキッドVS京極だと思ってるから話が飛んでいるように感じるんですよね おそらく。

キッドの、京極さんの、それぞれの見せ場はしっかり用意されていて最高にかっこいいのに、視点があっちこっち飛ぶからわかりづらい。

そう、メインキャラが複数人いることによる視点の多さが弊害になってしまっている。

伝えたいこともわかる。わかるんだけど逆に見にくくなってるよーって思いました。そしてそれに引きづられてテンポも悪かったのでは。 

 

 

あと育三郎声当てるのめちゃくちゃ上手くないですか 普通に声優かと思ってた全然気付かなくて育三郎いつ出てくるんだろう…この糸目はどう聞いても梶くんだし…まさかこの海賊…!?とか思ってた、でもレオンローだった 

 育三郎まじで声当てるのうまいです。才能マンさすが。

インタビュー読んだら沢山練習したみたいでとてもよかった。

 

 

蘭ちゃんがしっかり新一=キッドなのに気づいてたの本当に良かった、さすが嫁。そうか新一はお父さんのことおっちゃんって呼ばないのか…そのうちお義父さんになるんだよな… 

毛利蘭という女は本当に強い。蘭ちゃんにしか工藤の嫁はつとまらないと心から思います。

「新一はお父さんのことおっちゃんって呼ばない」 とのことだったので二回目見たときにいつ言ってるんだろう!いつから気づいてたんだろう!注意深く聞かなきゃ!と思ってたら、まさかの一言目から(笑)「おっちゃんを木陰に移動させといたぜ」的なことを言ってました。

コナンがスーツケースの中で(そういや蘭の前でおっちゃんって呼んだことねえなあ)と言っていることから、新一本人も気づいてないような些細なことなんですよ。それでも蘭ちゃんはしっかり気づく。さすがの彼女です。

 

そんで、よく見ると蘭の表情や行動の描写が本当に細かいんですよ今回。

わかりやすいものだけでも

・リシが来ておっちゃんに依頼して断られるシーン

おっちゃんに身体寄せて「カジノとか…わかるでしょ?」ってないしょばなしする所で蘭が映るんですが、そこでちょっと不思議そうな顔をしています。新一ってお父さんとこんなに親しげだっけ?みたいな感じなのかな。

・京極さんと園子を送り出した後のシーン

剛昌作画でキッ!ていう顔をして振り返ります。ここは完全に(キッドを見張ってなきゃ!)の顔ですね。

・途中からお父さん(おっちゃん)の心配ばっかりする

いつもなら新一の心配をするのに、今回は途中からほとんどお父さんの心配。タンカーが向かってきているときも「もう…お父さんどこ!?」みたいな、通常を考えると不自然なほどです。これは本人じゃないって分かってるからですね。

 

度肝を抜かれたのは他の方の考察からで、

プールサイドのシーンで蘭は付き合ってることを新一=キッドに暗に伝えて建前をつくり、自然な流れで手をつなぐことでその指を確認したのでは?っていうもの。

だからレオン邸で「細くてしなやかなマジシャンのような指」ってわざわざ言われてたのか…キッドもあそこで否定しなかったしね。レオンの鋭い観察力を示すとともに蘭の一連の行動の伏線にもなっている、すごい。純粋にすごい。

 

 

 キッドがとにかく格好良かった でもいつもの余裕綽々不敵なキッドじゃなくて、無理矢理事件巻き込まれて、驚いたり冷や汗かいてたりピンチになって笑ったりしてる、そういういつもとの違いがよかった

そうなんですよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当に今回のキッドは、結構終盤までなぜ俺を巻き込んだ?って言ってるし、訳も分からないまま事件に巻き込まれ殺人犯に仕立て上げられ、命も狙われ、大変だっただろうな……

今回はキッドさん、電気ビリビリされたり溺死させられそうになったり殺人犯にされたり肩撃たれたり、ほんと、本当にお疲れ様です…

 

でも快斗はピンチのときこそ笑ってみせる、そんな男なんですよね。

レオン邸で京極さんが現れたとき、台座からレイチェルの死体が出てきたとき、一瞬驚いた顔をしながらもすぐにニッと不敵な笑みを浮かべるんですよ。撃たれた後でさえ、「上等。」つって笑うの。無理無理。あーーーーーーーかっこいい。

ところでレオン邸で京極さんと対峙したあの瞬間、フォトギャラリー(11)でしたね、初見時ヒッッ!って声出して隣で見てた友達に思いっきり叩かれました。お互い興奮していた。。。

 

 

 キッドと新一の演じ分けが完璧で勝平さん本当にすごい キッド・新一・新一に変装しているキッドで全然声色違う すごい

 これすっっっっっっっっっごいですよね。

さらにまじ快アニメ見たら、快斗ともまた声変えていることがわかります。

新一に変装しているキッドは、話し方や仕草が新一のそれとは全然違うんですよ。新一に扮するキッドまじでかわいいです。可愛さの化身か?って思う

 

・アーサーヒライとの序盤の会話

コナンのシンガポールかよおおおおお!〜「一緒に来るか?」「…いいの?」のあたりまで、だいたいお互い半目でかわいい。んにゃろ〜〜〜〜〜みたいなかんじ。

姿が違っても、ヒライは工藤新一だし、新一は黒羽快斗なんですよね。こんなにも本質がはっきりと出てしまう。

・橋の下でストロベリーアイス食べてる(かわいい)

新一はそんなかわいいもの頬張らない。はむはむ食べない。多分。

・京極さんに対する「どうも工藤新一です」

ここ、京極さんの方が背高いから上目遣いになってるんです!!!!かわいい!!!!!借りてきた猫みたいになってる新一(快斗)かわいい。

・レオン邸地下での「ですね!」

お目目がまんまるでかわいい。このあとしっかりレオンの指紋採るんだから恐ろしいですよこの怪盗は。

・マリーナベイでヒライと事件の話してるときの「〜ってわけね」

なんのくだりだか忘れたんだけどこの語尾超かわいかった。新一なら「〜ってわけか。」って言いそう

・蘭とご飯食べてるとき「あの怪盗はこの工藤新一でも捕まえるのは無理だろうね…」

地味に自分をあげる快斗。かわいい。

 

 

 

などなどいろいろありますが、疲れてきてしまってのでとりあえずこの辺で区切ります。(急に終わる)

 この続きで、次回は

・名探偵と怪盗の関係性

・京極と園子の話

・キッドバトルシーン

・レオンとリシたちの事件の話

 をしたいなと、思っております!!!!!!

 

 唐突に終わりです。

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名探偵コナン 紺青の拳