赤のピンヒールで踊る

だいたい何らかのコンテンツに狂っています

ワールドトリガーとシン・ゴジラは似ていると思うんだ

 

 

 

似てると思うんです。

 

 

物語の展開…はそうでもないかもしれないけど、作品の緻密さとか作り込み力の高さとか、そういう点ですごく似てるとおもう。両作品とも変に現実的というか、写実的なのに虚構的だなあって思ったんですよね…

ワールドトリガーが好きな人はシン・ゴジラも好きだし、シン・ゴジラが好きな人はワールドトリガーも好きだと思うよ!!!!!!!

 

そして ひいては、ワールドトリガーの主人公である三雲修とシン・ゴジラの事実上の主人公である矢口蘭堂は本質が似てる 多分

ふたりとも、自分のそうすべきだと思ったことをする。他人に責められるとかそんなことは思ってない、自分はヒーローじゃない。それでも信念に基づいて進んでいく。

三雲修のほうがヤべエ奴ですが、ね

 

 

っていうツイッターでも書けるだろこれレベルの記事でした。

異論は認めます。

 

名探偵コナン紺青の拳感想(n=2)

今年も劇場版名探偵コナンの季節がやってきました!!!!!!!!!

 

最近のコナンブーム、すごいですね。

去年の22作目となる『ゼロの執行人』は興収90億越えの大ヒットでしたが、今年も大盛況で、初日動員数はゼロシコを上回ってるらしいですね??

私も初日にTOHO新宿で見ましたが、まず放映回数がすごい。1日17回。そして席がすぐ埋まる。

それだけコナンファンが増えていたり、実績から考えて配給側の期待も大きかったりするんでしょうね!嬉しいことです。

 

というわけで、コナン映画23作目となる紺青の拳の感想を述べていこうと思います。

 

 

でも本題に入る前にちょこっと私のコナン歴についてお話しようかな。

早く感想見たい人はスクロールしてくださいね!

えーと、私が最初にコナンを見たのは幼稚園〜小学生低学年くらいの時、アニマックスでやってたコナンを偶々見たのがきっかけ。それでバーーって見るようになって見事にハマり。映画を初めて劇場に見に行ったのは紺碧の棺桶(ジョリーロジャー)でした。

紺碧が11作目だから…もう12年もコナンを見に劇場に足を運んでいるのか。いま私はハタチなので、人生の半分以上コナンを見に行っている計算になりますね。

アニメやら映画やらを見始めたあの頃はコナンが月曜19時半の時代でした。それから十数年経ち、受験生なのに純黒の悪夢(ナイトメア)を劇場に5回見に行くようなヲタクに成長してしまいました。南無。

 そんな私は筋金入りの赤井秀一の女です。

小学生ながらに、赤井秀一かっこいい…結婚する…と思っていました(笑)なので『赤と黒のクラッシュ』を当時見た時は本当衝撃で。アカイ、シンダ。赤井、死んだ。めちゃくちゃショック受けましたよ。ええ。

それから10年待って赤井が復活し、緋色シリーズで帰還したんです!!!!!!!

そして映画にも出演しました。異次元の狙撃手のラストシーンは涙無しには見れないのでみんな見てね!!!!!!!!!(大声)

と、まあ赤井の話はこのくらいにして。

 

こんな感じで毎年数回ずつ劇場版名探偵コナンを見に行っている私による、私なりの紺青の拳レポです!!!!! 

 

ネタバレにならない万人向けの感想は

・京園推し大勝利映画

・キッド様がかっこよくて可愛くて最高 

・主題歌のブルーサファイア、思ってたより784958656562389484667倍良い

です。

 

 

 

以下ネタバレ

※全て個人の感想です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやもう今年の映画やばくないですか????

 …って言いたいところなんですが、実は一回目見た後の感想は(あれ?なんか今年話がとっちらかってなかった?微妙かも?)でした。

だって、約2時間の上映の中で一番沸いたのが来年の予告(赤井秀一〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)だったんです。私が上記のように赤井秀一好きっていうのも勿論あるんだろうけど。

エンディング中に、今年は犯人も黒幕もだいたい予想できていたし、話があっちこっち飛んで展開するのでだんだん盛り上がっていく感じが少なかったかなあって思い返していたら落ち着いちゃって。

映画後一緒に見てた友達と話してても同じような感想で、ココ!!!!っていう見所どこ?京極さんのとこかな?あそこ作画完全別アニメだったよね(笑)などと言いながら、手放しで褒めるってことはなかったんですね。ちょっと悲しいんですが。

だから、今年はあと一回くらい見れば十分かな〜なんて思っていました。

 

でも翌日妹にコナン見に行きたいけど行く人いないからどうしても一緒に来て欲しいと言われ、渋々2回目を見に行ったんです。

そしたら初回でモヤモヤしてた部分や張られていた伏線がわかり、あ〜〜なるほどね!となり、結構楽しめました。

まあそれでも絶賛はできないんですが、でも一回だけより絶対二回三回見た方が楽しめると思います。巧妙に作られている…そしてパンフのインタ込みだとさらに面白い。

 

ミステリー物に共通して言えることは、 全てを分かった上でもう一度最初から見返すのが醍醐味だなあ…ということ。

 

  

以下私のツイート及びふせったーより抜粋

 

予告の内容全部序盤で回収されてワロタだった 博士のクイズに至ってはやっつけ仕事だったしコナンも「早くね?」みたいなの言っててなかなか酷い…と思いました

 てっきり京極さんVS怪盗キッドの構図だと思ってたから「なぜお前がここに?」「問答無用!!!!!」があんな序盤だと思わなかった(笑)

それより、予告の最後の最後、キッドが溺れてるシーンがあんな序盤で、しかも溺れた後もぐったりはしてるけど京極さんから逃げれるくらいには元気なのびっくりですよ。

思えばキッドはレオン邸でテーザー銃でやられて水責めにあってるのに、それすら想定してたみたいな顔して不敵に笑って見せるの。本当にかっこいい。盗一さんの ポーカーフェイスを忘れるな が響いてる。

キッドの話はあとで沢山するけど本当に彼はかっこいいんですよね。

博士のクイズは、舞台が海外だから最初に持ってくるのもわかるけどちょい雑すぎやしませんか〜〜〜…

 

 

うーんでも今回の映画は割ととっ散らかってた印象だな メインの3人(コナンキッド京極)でそれぞれ伝えたいことが多すぎて事件やったり恋愛絡ませたりで最大の見せ場どこ?って感じだった 細々とした見せ場が複数あるという感じ

これこれ、私が初見時に抱いた感想。

ヒライ+キッド、京極+園子はそれぞれ全然違う行動をしていて、事件に両者とも巻き込まれていって、時々リンクしながら話が進む…って感じだったと思うんだけど、初見だとそれに気付けない、なんならさっき言ったように途中までキッドVS京極だと思ってるから話が飛んでいるように感じるんですよね おそらく。

キッドの、京極さんの、それぞれの見せ場はしっかり用意されていて最高にかっこいいのに、視点があっちこっち飛ぶからわかりづらい。

そう、メインキャラが複数人いることによる視点の多さが弊害になってしまっている。

伝えたいこともわかる。わかるんだけど逆に見にくくなってるよーって思いました。そしてそれに引きづられてテンポも悪かったのでは。 

 

 

あと育三郎声当てるのめちゃくちゃ上手くないですか 普通に声優かと思ってた全然気付かなくて育三郎いつ出てくるんだろう…この糸目はどう聞いても梶くんだし…まさかこの海賊…!?とか思ってた、でもレオンローだった 

 育三郎まじで声当てるのうまいです。才能マンさすが。

インタビュー読んだら沢山練習したみたいでとてもよかった。

 

 

蘭ちゃんがしっかり新一=キッドなのに気づいてたの本当に良かった、さすが嫁。そうか新一はお父さんのことおっちゃんって呼ばないのか…そのうちお義父さんになるんだよな… 

毛利蘭という女は本当に強い。蘭ちゃんにしか工藤の嫁はつとまらないと心から思います。

「新一はお父さんのことおっちゃんって呼ばない」 とのことだったので二回目見たときにいつ言ってるんだろう!いつから気づいてたんだろう!注意深く聞かなきゃ!と思ってたら、まさかの一言目から(笑)「おっちゃんを木陰に移動させといたぜ」的なことを言ってました。

コナンがスーツケースの中で(そういや蘭の前でおっちゃんって呼んだことねえなあ)と言っていることから、新一本人も気づいてないような些細なことなんですよ。それでも蘭ちゃんはしっかり気づく。さすがの彼女です。

 

そんで、よく見ると蘭の表情や行動の描写が本当に細かいんですよ今回。

わかりやすいものだけでも

・リシが来ておっちゃんに依頼して断られるシーン

おっちゃんに身体寄せて「カジノとか…わかるでしょ?」ってないしょばなしする所で蘭が映るんですが、そこでちょっと不思議そうな顔をしています。新一ってお父さんとこんなに親しげだっけ?みたいな感じなのかな。

・京極さんと園子を送り出した後のシーン

剛昌作画でキッ!ていう顔をして振り返ります。ここは完全に(キッドを見張ってなきゃ!)の顔ですね。

・途中からお父さん(おっちゃん)の心配ばっかりする

いつもなら新一の心配をするのに、今回は途中からほとんどお父さんの心配。タンカーが向かってきているときも「もう…お父さんどこ!?」みたいな、通常を考えると不自然なほどです。これは本人じゃないって分かってるからですね。

 

度肝を抜かれたのは他の方の考察からで、

プールサイドのシーンで蘭は付き合ってることを新一=キッドに暗に伝えて建前をつくり、自然な流れで手をつなぐことでその指を確認したのでは?っていうもの。

だからレオン邸で「細くてしなやかなマジシャンのような指」ってわざわざ言われてたのか…キッドもあそこで否定しなかったしね。レオンの鋭い観察力を示すとともに蘭の一連の行動の伏線にもなっている、すごい。純粋にすごい。

 

 

 キッドがとにかく格好良かった でもいつもの余裕綽々不敵なキッドじゃなくて、無理矢理事件巻き込まれて、驚いたり冷や汗かいてたりピンチになって笑ったりしてる、そういういつもとの違いがよかった

そうなんですよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当に今回のキッドは、結構終盤までなぜ俺を巻き込んだ?って言ってるし、訳も分からないまま事件に巻き込まれ殺人犯に仕立て上げられ、命も狙われ、大変だっただろうな……

今回はキッドさん、電気ビリビリされたり溺死させられそうになったり殺人犯にされたり肩撃たれたり、ほんと、本当にお疲れ様です…

 

でも快斗はピンチのときこそ笑ってみせる、そんな男なんですよね。

レオン邸で京極さんが現れたとき、台座からレイチェルの死体が出てきたとき、一瞬驚いた顔をしながらもすぐにニッと不敵な笑みを浮かべるんですよ。撃たれた後でさえ、「上等。」つって笑うの。無理無理。あーーーーーーーかっこいい。

ところでレオン邸で京極さんと対峙したあの瞬間、フォトギャラリー(11)でしたね、初見時ヒッッ!って声出して隣で見てた友達に思いっきり叩かれました。お互い興奮していた。。。

 

 

 キッドと新一の演じ分けが完璧で勝平さん本当にすごい キッド・新一・新一に変装しているキッドで全然声色違う すごい

 これすっっっっっっっっっごいですよね。

さらにまじ快アニメ見たら、快斗ともまた声変えていることがわかります。

新一に変装しているキッドは、話し方や仕草が新一のそれとは全然違うんですよ。新一に扮するキッドまじでかわいいです。可愛さの化身か?って思う

 

・アーサーヒライとの序盤の会話

コナンのシンガポールかよおおおおお!〜「一緒に来るか?」「…いいの?」のあたりまで、だいたいお互い半目でかわいい。んにゃろ〜〜〜〜〜みたいなかんじ。

姿が違っても、ヒライは工藤新一だし、新一は黒羽快斗なんですよね。こんなにも本質がはっきりと出てしまう。

・橋の下でストロベリーアイス食べてる(かわいい)

新一はそんなかわいいもの頬張らない。はむはむ食べない。多分。

・京極さんに対する「どうも工藤新一です」

ここ、京極さんの方が背高いから上目遣いになってるんです!!!!かわいい!!!!!借りてきた猫みたいになってる新一(快斗)かわいい。

・レオン邸地下での「ですね!」

お目目がまんまるでかわいい。このあとしっかりレオンの指紋採るんだから恐ろしいですよこの怪盗は。

・マリーナベイでヒライと事件の話してるときの「〜ってわけね」

なんのくだりだか忘れたんだけどこの語尾超かわいかった。新一なら「〜ってわけか。」って言いそう

・蘭とご飯食べてるとき「あの怪盗はこの工藤新一でも捕まえるのは無理だろうね…」

地味に自分をあげる快斗。かわいい。

 

 

 

などなどいろいろありますが、疲れてきてしまってのでとりあえずこの辺で区切ります。(急に終わる)

 この続きで、次回は

・名探偵と怪盗の関係性

・京極と園子の話

・キッドバトルシーン

・レオンとリシたちの事件の話

 をしたいなと、思っております!!!!!!

 

 唐突に終わりです。

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名探偵コナン 紺青の拳

 

 

 

 

 

『万引き家族』を公開初日に見た(書き途中)

公開初日に『万引き家族』見てきました!!!

 

正直に言うと、見終わった時(ああ〜これもう二度と見たくないな)って思いました

前に『怒り』を見た時と同じ感情です。方向性は違えど、しんどいんですよ。

普段自分たちが蓋をして見ないように居ないようにしてきた人たちについて鮮やかに描いていて、ただひたすらに現代社会の一側面(貧困・虐待・家族像など)を見せつけられ、こういう人たちが確かに存在することをまざまざと認識させられました。今ニュースで5歳の子の虐待死が連日報道されてるから余計に。

 

彼らの生き様も情景もセリフも、胸にくる 身につまされる そんな映画でした。

 

という事でネタバレなしでなんとなくまとめられたので、以下ネタバレありで思いのままに書いていこうと思います!!!

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

ショウタが万引きに罪悪感を覚え始めたり、妹にはやらせんなよって言われてから自分一人でやろうとするとことかしんどい

 

世間で認められている【家族】とはかけ離れているけど、彼らにとっては実の家族より暖かくて強い繋がりがあった そんな場所だったと思うな。みんなで同じ鍋を囲んだ時、みんなで海に行った時、縁側で花火を見ようとした時、あの瞬間たしかに彼らは家族だったよね?

あんまり安易に言うのはよくないと思うけど本当の家族より安心できる場所ってあると思うし、安藤サクラが言ってたように「親がそう思いたいだけ」っていう部分もありと思います。だって「子供は親を選べない」から。そして、彼らはじゅりちゃんに「選ばれた」んだよ。

 

 

 

 

 

そろそろ公開から3ヶ月経つのでシン・ゴジラについて長々と書いた

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シン・ゴジラ やっぱり最高じゃないですか???

 

余りにもシン・ゴジラにアツくなりすぎて感想を言葉にして残しておきたかったというだけの理由でブログを開設したくせに、書きたいことが多すぎてまとまらず放置してました

が、そろそろ公開から3ヶ月経つということでやっと重い腰をあげて書きますね

 

 

8月上旬、1回目観てめちゃくちゃ感動して語る相手が欲しくて見た後のテンションそのままにエヴァ好きの友達に熱烈プレゼン、その後続けて価値観の合う友達にも熱烈プレゼンをしまして

エヴァ好きの子はすぐに観に行ってくれて見た帰りにそのまま翌朝のチケットを購入してました(笑)

そして各自分からなかったり理解を深めようとして2回目を見て、3回目を見るタイミングで一緒に行くか?ってなってプレゼンした友人達と3人で見て映画後に店の閉店までぶっ続けで感想を言い合いました  超楽しかった 

 

 

私実は最初にシン・ゴジラの予告を映画館で見たとき、「なにこれ?」って思ったんですよ


特撮ヲタでもなくゴジラを始めとして怪獣映画すら見たこともない私ですが、庵野監督のエヴァンゲリオンシリーズは好きだったので、シン・ゴジラを作ってるって知ったときはちょっと興味を持ちました

でも予告見てお金払って観に行くほどでもないかな〜とか思いました、最初は。

だって、なんか壮大な音楽とゴジラがあるだけで 何が起こるのかさっぱりわからないし説明も全くない しかも無駄に長く感じるし、これはどういう映画なのかがさっぱり見えてこないじゃん!!!(今見返したら全然そんなことはないんですけど、当時の私にはそう思えていた)

4月から7月までコンスタントに名探偵コナン 純黒の悪夢を見に行っていて 毎回シン・ゴジラの予告が流れてたので 飽き飽きしてたし、(庵野ならもっと良い予告作れんじゃないの?!)とか思ってました


でも予告第2弾が出たあたりにやっぱり気になってきちゃって、結局見に行ったわけですが見事にどハマり……………… (笑)

 

予告の情報の無さは、むしろ監督達の意図・作戦通りだったということですね…悔しい!!!!!

第二形態(通称蒲田くん)が出てきた時まじで何かの間違いなんじゃないかと思うくらいびっくりしたし怖かった…予告にいなかったじゃんお前………

放射線ビーム(内閣総辞職ビーム)もびっくりした 予告になかったやん!!!!!!
ビーム出るんかい!!!!怖いな!!????!

 

という感じで、情報統率力も含めてシン・ゴジラはすごい
まんまと術中にハマるの、悔しいけど有難い

 

 


日本vsゴジラ


もちろん今回の話の主軸として"主人公"は矢口蘭堂なんだけど
矢口蘭堂はゴジラに立ち向かう日本人の中の1人でしかなくて 閣僚官僚自衛隊その他諸々の全員にしっかりとした立場だったり役割があるし、全員が自分の役割を全うしてるっていう 日本人が主役の映画だと思いました
いやーー日本人めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!!!

私、矢口蘭堂のことすごい好きなんですよ 矢口蘭堂ってまず字面がカッコ良い。ずるい。


序盤では総理大臣をはじめとしてあのグダグダな会議シーンが描かれる訳ですが、それでも内閣総辞職ビームを経て考えてみるとあの人達も間違いなく国や国民のことを考えて行動してたんですよね そう思うと、マジ感動ですよ…(志村)

4回目の時に初めて「自衛隊の弾を国民に向けることはできん!」で泣きました(笑)
これから起こることが分かってるので見るたびに泣くタイミング早まってました


巨災対と自衛隊は一律してずっとかっこいいです デキる人達
はぐれ者、異端児、鼻つまみ者とは言われながらも勿論省庁には属していて、サンプル持ち帰る時は 「うちの省で〜」とか言うのがイイですよね!
というか 普通に彼ら優秀なんですよね

 

こうやって客観的に官僚/政治家の動きを見てるから感動できてるけど、あの世界の一般市民に関して言えば
3.11の時の原発その他で 現実世界で言われてきたように 「後手に回ってる」「政府の対応のせいで被害が拡大した」とかそういう政府批判があるんじゃないかなーーーていうか確実にありますよね


一般市民ではないけど医療従事者だったり警察、消防士たちには、霞ヶ関が火の海になった後のシーンで無線とかラジオとかの各所の声が流れるシーンでも 政府は当てにできない などと言われてますしね
まさにありそうって感じですよね………
あと「警察に任せておけばいい!1日くらい放っておいても死にやしないだろう」とかも中々闇を感じます 頑張れ!!!!

 

一般市民の意思表示としてシン・ゴジラ中に出てくるのはデモのシーンくらいだけかな?と思っているのですが そのデモであっても『ゴジラを倒せ!』と『ゴジラは神だ!』に分かれてますし あーー実際これ起こりそう みたいな、現実に基づいて作られてるなあってヒシヒシと感じます………

一番冒頭のアクアラインのシーンもニコ生で中継してたり、避難してくださいっていうアナウンス無視でスマホ構えたりね……… 現実的……………

 

そして自衛隊は最初から最後までずっとかっこいい
志願者を募るか?→いえ、ローテで行きます 皆入隊した時から覚悟はできてます
っていう会話が当たり前っちゃ当たり前ではあるんだけどゴジラに面しても尚堂々と言えるのがほんっっとにかっこいいなって思った
タバ作戦の由来がよくわからないんだけどなんだろう?
とにかく自衛隊の働き無しにはヤシオリ作戦も何も成り立たなかったし、
菅総理も震災の時に自衛隊ありきですって言ってたからほんと自衛隊って凄いんだな

 

 

ところで
あの世界での一般市民には 東京に核が落とされるかもしれない事は知らされてるんですかね?
疎開の時点で知らせてるかもとは思いましたが、いたずらに混乱を招くだけの気もしますし ああいった状況で政府は国民に100%事実を伝えるとも限らないからもしかしたら知らされてないかも!とは思いました

 

東日本大震災の時私はヤングだったので政府の動きとか全く意識してなかったしなんかヤバいことになってる としか認識していなかったんですけど、
実際あの時の政府もこんなだったのかもしれないし当時どうなってたのか知りたい!って思ってたら、なんとなんと 日経ビジネスで枝野元内閣官房長官シン・ゴジラと合わせて語ってくれてたんですよ! すごい!

 

http:// http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/083000015/090100004/?P=1&ST=smart

 

 

 


現実と虚構

 

現実(日本) vs 虚構(ゴジラ)っていうのが基本構造なんですけど、他にも現実と虚構絡みで言えるなって思ったところがあったので以下そこについて

 

石原さとみ演じるカヨコ・アン・パターソンは各所で言われている通り虚構寄りで、カヨコの存在が現実世界との丁度良い橋渡し役というか、現実的なのに現実ではないっていう心地良さを出してくれたと思いますね


でも巨災対はあの世界でももしかしたら虚構寄りなのかも?って最近思ってて
それはなんでかというと
実際にああいう人達いるし特に専門職で多いんだろうなって思っているんですが、実際専門的になればなるほど専門外との歩調が合わなかったりして中々協力体制を作ることが難しいじゃないですか、
ゴジラっていう脅威を前にして巨災対は上手く働いたけど原発の時もきっちり上手く合わせられなかったようにあれは稀なんだろうなと
だから巨災対は現実の中の虚構だと、思ってます

 

 

 

矢口蘭堂と赤坂秀樹


彼等の作中での考え方の相違もなかなか胸にクるものがありました 2人とも国の為を本気で思って動いてるのがよくわかる

矢口蘭堂は理想を追い求めて突き進むって感じの一方、赤坂秀樹は現実を見て今ある手札で勝負するって感じ。


株式会社カラーさんのTwitterに載った 『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』からの人物イメージのメモ、あれやばくないですか?

矢口蘭堂
情熱家で夢想を現実とできる仕事が政治と考えている実務主義者のリアリスト。

赤坂秀樹
計算高い能率重視のリアリスト。

2人とも行動派で統率力があってリアリストなのにこの違い!


私は回を重ねるごとに赤坂秀樹を好きになっていきました…竹野内豊の前ではメスになってしまう…


彼は結構言葉の端々から 熱いものを秘めているのが凄くわかる、蘭堂は言葉と態度からよく分かるんですけどね

彼自身 若い頃は理想を追い求めてた可能性だってあるわけで 矢口と考え方が対立してはいるけど、なんか見てるとこう…… 自分は理想の限界を見てしまったけど矢口ならっていうある種の信頼っていうか (信頼っていうと薄っぺらい言葉な気もするけど)
赤坂先生は、線引きをして 客観的に物事を見て 全体として上手く機能するように 矢口に理想を託して自分が現実主義を徹底することでより多方面から物事の道筋を示してる、ような気がする
計算高い赤坂は常に全体として如何に上手く機能させるかを考えてると思ってる だってデキる人だから

でも現実を重んじるばかりに今考え得る最善の解答(核を落とす)を目の前にして否定出来ないっていう そこが彼の理想との相反するところであのシーンで唯一それが漏れてしまった、とかね

あの、何とも言いようのない(この怒りをどこにぶつければ良いのかわからない)目が泳ぐ、とか吐息しか出てこないとか、核での攻撃が決まった時のシーンが大好きでした

でもその後で部下(かな?)に東京に核を落とすって決まったっていうシーンでは完全に割り切っていて、コイツはやべえ!!!と思いましたが 割り切り方がすごい

頭良くなりたい、、、赤坂のこともっと分かりたい、、、、

 

 


特筆したい各キャラクター

 

 

矢口蘭堂

矢口蘭堂は親も政治家って言ってたから世襲議員なんだけど、蘭堂って慣れ親しみにくい名前だから もしかしたら親御さんは蘭堂に政治家を選んで欲しくなかったのかもしれないな〜まあ選んだんだけど
一回大手企業に就職してから政治家になってる(※株式会社カラーさんのTwitterより)のも、自分の性に合ってる場所が政界だったのもエモいです

矢口蘭堂が政治家になってくれて良かったよ

 


赤坂秀樹はさっき書いたので省略、竹野内豊が最高

 


志村祐介

私は高良健吾の顔と声と体がめちゃくちゃ好きなので、4回目は志村定点で映画を見てしまったんですが 彼は最高ですよ

まず、どアップで抜かれる顔も矢口蘭堂の向こうでボヤけて見てる顔も最高に良い
有識者会議のときの「こんなことやってる場合かよ…」に若さが溢れててかわいい
閣僚達が被災した蒲田に視察しに行くシーンでは、他の閣僚が案内されて去っていく中残る矢口を横目で確認してから去っていきます かわいい
巨災対初招集の時に前で手を組んでてかわいい
「そのシャツ、いつから着てるんですか?」ってちょっとニヤニヤしてるのがかわいい
「マジ感動ですよ」はめちゃくちゃにかわいい!ウルトラスーパーキュートか!!!!
立川に着いた時に前髪のセットが崩れててかわいい
矢口に怒られてシュンとする志村、かわいい

うわーーーかわいいばっかりだ
あとこれは高良健吾の影響が強いんですが、ピアスホールの跡が見えるのが最高です 志村がピアスをしてたかもしれないことにトキメキが止まりません

 


里見総理大臣代理

途中から出てきて本当使えなそうだし途中めちゃくちゃイライラしたよ

でもね、最後に赤坂先生から明かされた すべて里見総理代理の策略 っていうのが最高すぎてむり、、、ほんと大号泣必至よね、、、

里見さん、一番最初の総理レク(チャー)の時にテロップで欧州外遊中みたいな感じでちゃんと名前出てる

あと現役の総理は米大統領に対して自分で英語で話すのに対して 総理代理は総理代理補佐?に英語で話させてるのも なかなか違いが出てて良いなあと思いました

 

ゴジラさん

第一形態から進化していく過程で、目玉の大きさを変えないことで 体が大きくなっていくのが強調されてました

ゴジラは本当に神の化身なんじゃないか?って思うくらい圧倒的にかっこいいし 遺伝子的に感じ取れる類の強さ
夜の街にゴジラが佇むだけのシーンでもBGMと相まってめちゃくちゃ神秘だよね

沈黙した街と破壊の限りを尽くすゴジラ

それまで第一、第二形態では不完全な巨大生物 気持ち悪い姿形 ただ破壊される って感じだったけど
あのアングル あの暗闇 あの光 でゴジラは神の化身かも?っていうのを提示されてる感じ……


ゴジラは人類に対して絶望と福音をもたらすっていう観点で見ても明らかに原発のメタですよね、、、

ゴジラが "駆逐すべき対象、被害をもたらさた災害" だけじゃなくて 敬意を払うレベルの神々しさを持ってたし実際遺伝子情報の発達とか核エネルギーの無効化だったり、福音をもたらすもの ってちゃんと認識されてるのが凄い所だよね
それにちゃんと気付いてる人がいることも。

矢口蘭堂とカヨコと巨災対だけが ゴジラのことを「神の化身」「福音」とまで言ってるのエモいとしか言いようがない


最後のシーンの、ゴジラの尻尾から人のようなものが出てる(剥がれ落ちる?)(生まれる?)のは色々考えたけどよくわかんなかったし、わざわざ春と修羅も読みましたがさっぱりだったので諦めました

 

 

 

それはそうと蒲田くんはうちの犬(チワワ)に似てるんですよ!

出雲駅伝で未来には希望が溢れてると感じた話

出雲駅伝見ました???!!!

わたしは今年もバッチリ、見ました。

今回もまた、青山学院が優勝でしたね!いやあ〜圧巻の走りでした  今年度も三冠狙ってるそうで 青学絶好調だなコノヤローとか思います。

わたしは特に応援してる学校はないので毎度の状況とか出場選手とかみて適当に応援してますが、最近の青学の絶好調っぷりには舌を巻きますね〜〜〜すごいすごい。

 

学駅伝は物心ついた頃からずっと見てます  楽しいですよね!

とか言いつつ、箱根駅伝だけは昔から毎年見てたけど出雲と全日本は見始めたのここ数年です…

出雲駅伝はスピード駅伝と言われるだけあってやっぱ終わるの早いなーって思いました。去年は6区のニャイロ激走で衝撃を受けましたが、今年も案の定(笑)

とにかく出雲は距離が他の二大会に比べて距離が短く 順位変動が多い、特に6区(最終区)での大逆転劇がよく起こるっていうのが面白い!

 

 

 

ということで今年の第28回出雲駅伝について書いていこうと思います!!!!!

 

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1区

出雲は全体距離が短いので1区が大事になってくると思いつつ、まあ最初は様子見か〜と思って見てたら

お!早稲田の平和真くんいるじゃん!えっもう4年生??っていう混乱(笑)平和真は酸欠?かな…結局13位に落ちてしまって、今回は前半で攻めるエントリーってぽかったからすごい早稲田の心配してた…

そんで青学は1年生?!っていう驚き 青学の1年生は途中先頭集団からは離されちゃったけど、5位で通過とまあまあ良かったね!

東洋の櫻岡駿くん途中仕掛けて先頭に立とうとはしてましたが結局7位で襷を渡しました

山梨学院の上田健太くんは監督の息子さんかな?顔が可愛い印象(笑)

と、最初にエントリー一覧でるじゃん、東海が1.2.3区と連続1年生でまじでびっくりしました タイトルにある希望は東海大のことですが これについてはあとで

1区を1位通過したのは日体大の小松巧弥くん。この子箱根で見たことあるぞ!!ムチムチのマッチョの子だ!!!って母親と爆笑してました 小松くんはなんか分かんないけど愛らしいので好感が持てます

1区は1位がそのまま区間賞だから分かりやすいし頑張れるよね

 

 

2区

1区で1位通過した日体大の小松くんをキラッキラの笑顔で迎えた2年生宮崎勇将くん、顔がかわいい〜〜!(拍手)

でも2区はやっぱり青学の田村くんかな!2→3区の田村→下田の繋ぎが最高〜って思ってたので好調で良かったです 田村くんのお陰で青学の復活が早かった〜! 

あとはその田村くんにずっと付かず離れずだった東海大の1年生もすごかった 3秒差で襷を繋いだし!期待の選手!

原監督インタビューで東海が並んで走ってるのに東海を全く眼中に入れずに山梨学院の話だけしてたのが闇深いと思いました ニャイロ対策ね

早稲田の新迫くんはスーパールーキーと言われてましたが苦しかったね

 

 

3区

3区はエース級がいっぱいなので楽しかった!!!

まずは順天の塩尻くん、昨年度の箱根を1年生ながらに走ってた顔の整ってた子〜って思ったらオリンピアン!わーお!順天は塩尻くんのおかげでグッと上がった気がします。塩尻くんはゆっくり走ってるように見えるのにすごい速いから不思議な感じ〜 区間2位!

 駒沢の工藤くんと塩尻くんだったので箱根と同じ並びだ〜って思った

3区は服部弾馬が本命か〜?って思ってたけど快走とすはいかない感じでしたね、あげたけど最後苦しそうだった 区間3位でしたね!

そして早稲田はここで追い上げた!武田澟太朗くん!良かった!

3区の大本命はまさかの東海大1年生、關颯人くんだったね〜〜!!!? ドが付くほどの快走っぷり! 高校の陸上は全くと言って良いほど見ないのでよく知らなかったけど高校での実績が結構あるんですね? 

青学の下田くんが霞んで見えるほどの速さと勢い、すごい! 關くんすごい! しかも最後襷渡す時は青学と23秒も差をつけて通過、区間1位!

そして9.10.11位は団子で来たけど最後短距離走かよ!みたいな走りでちょっと面白かった みんな必死だもんね… 

 

4区

青学の茂木くんと東海の川端くんの顔面偏差値が高!でした! 2人とも端正な顔立ちでありがとうございます…って感じ…

4区は走行中あんまり記憶がないんだけど、怒涛の区間新更新だったのが面白かったです!!!追い風だったのもあって大量更新ですね))))

山梨学院の市谷くん区間新だーー!って沸いてたのに数秒後におっと…?とか言って結局早稲田の鈴木洋平くんが区間区間新!

 

 

5区

このへんからは6区山梨学院にニャイロが控えてるので山梨学院が気が気じゃなかった 山梨学院は中盤からずっと3位はキープしてたしニャイロに襷が渡る時点で1分切ってたらかなり危ないなと思ってました

5区の区間記録は1位青学2位東海3位山梨学院と、安藤悠哉キャプテンが差を詰めましたね!

三上くんも良い走りだったけど安藤が流石だったなここは!1位で襷を渡したのが青学の意地と実力って感じでよかったなー。

中央学院、宣言通り6強崩しにかかってきてて中々やるなあと思いました!そして東洋が来ない!どうした!

このへんになるとトップ勢以外があんまりテレビに映らなかったので他大学わからん すみません

 

 

6区

この時点で3位山梨学院とトップ青学の差が1分。いやドキドキハラハラでした

心情的にこの時は完全に青学、というか追撃のニャイロが怖い!という気持ちだったので逃げ切ってほしいって感じでしたね…怖かった…

CM入る前に 不穏な音楽とともに"ヤツが来る!"っていうアオリが入ったのが滅茶苦茶面白かったです

でも6区の記録保持者、軒並み留学生なのに4位に1人だけ一色くんが入ってたので、やはり大エース一色恭志強い

2位で渡された東海湊谷くんは良かったけどやっぱりニャイロは速かったね…いや速すぎやて…ペースを全く落とさずに颯爽と抜かしていくニャイロ…。

最後一色くんが残り500切ったときに山梨学院との差が200以上あったのでこれは逃げ切れるなって思ったけど、本当いつ抜かれるかちょーー怖かったです。

一色くんはいつでも淡々と自分のペースで走ってるし安定してて普通にすごく速いけど、ニャイロはもっと速いから怖いんだよね 去年のこともあるし

結局青学が割と余裕のあるゴールを決めたけど あと数キロあったら分からなかったな〜と思って、これが出雲駅伝だ!って感じ

 

ニャイロ散々怖い怖いって言ったけど箱根のときまだ不慣れで襷をうまく扱えなかったりペース配分間違えちゃったって言われてたりでめっちゃ可愛いと思ってます!よ!ニャイロ可愛いです!

でもなんか改めて今日の出雲駅伝見て、こんだけ速いニャイロと一騎打ちして抜き返した服部勇馬、とんだ化け物…って思いました(褒め言葉)

何を隠そう服部勇馬ファンなので昨年度の箱根は東洋をめちゃくちゃ応援してました ここに来てニャイロを巧みに使った服部勇馬ageです(笑)

 

 

 

総合

自分で書いてみて 青学をわりと応援してたのか…ってなってる 青学かあ  青学ね

 

でも、今回の大収穫はさっきも書いた通り東海大だと思っていて

1区 2区 3区を任されたスーパールーキートリオがいるってとても大きいことだと思うんですよ。しかも4年生は誰も出てなくて、1年3人 2年2人 3年1人っていう若手精鋭型で3位ですよ!

青学とかは選手層が厚くて凄い1年いるけど上級生がもっと凄いから出てないだけって言うのもあるかもしれないけど、1年生からこういう場で経験を積めて尚且つ実績を残せるっていうの すごい良いことだと思うし 9年ぶりの優勝にもう少しで手が届きそうだったっていう事実が、ここにある。

 

關くんは今日の調子から行ってエース級だし、若手育成に力を入れてるのだとしたら 關くん達が3年生、4年生になる頃には 東海大フィーバーとかが起きてるかもしれない。

若手にこうも実力ある人がいると将来が楽しみすぎるし、期待値がグッと上がると思うんです!!!

 

 

山梨学院ニャイロだってまだ2年生だし、順天の塩尻くんもまだ2年生。

他のメンバーの総合力が上がればもっと上にいける、伸びしろがある学校が沢山あるなと思いました

 

 

 

 

いやーーーー出雲楽しかったです!!!!次は全日本!!!!!!

 

 

終わりです!読んでくれた人はありがとうございました! 

 

 

東海大のルーキーについて分かりやすくまとめてくれてる方がいました めっちゃ有難い

 

ekidennotora.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勢いで書く『君の名は。』の感想

 

 

シン・ゴジラの感想と分析が書きたくてブログを開設したのに話が全然まとまらないので、取り急ぎ『君の名は。』の感想を書きます

 

 

君の名は。 のネタバレあります!!!!!!!!

 

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いやいやいやいやめっっっっっっっちゃ面白かったです 

正直シン・ゴジラが良すぎて 好きすぎて 君の名は。のことも 「どうせパンピが見にいってワイワイするようなやつなんだろうな〜」って思ってました ナメてた

 

安定の背景の綺麗さにはもう本当脱帽ですよねーーーー

情景が綺麗すぎて素晴らしい芸術を見てるような気分になります  自然が壮大!!!!

 

あっでも今までの新海誠作品からは予想もつかないような展開でびっくりしました。

本当にお前は新海誠か?

鬱エンドじゃないんかーーい 出会うんかーーーい

 

爆発して結局皆死んで、歴史は変わらず  思い出として残るのか、

はたまた瀧くんが何だったのか思い出せないまま右手を見つめ続けるだけの男になって終わるのか

とか思ってたんですけど、ね、違いました

 

 

男女の入れ替わりとか 時空越えちゃった☆とかストーリー自体は割とベタだなって思ったんですけど

普通に感想としては、まさか時間軸がズレてるとは思わなかったですね……

瀧くんが夢の中でずっと聞こえていたあの声は3年前に出会っていた時の声だったのか、とか後からわかることが多くて、気持ち良い!

 

糸森が隕石で壊滅、三葉が死んでるって分かった時にもう私涙腺ゆるっゆるなんで秒で泣きました

まさか死んでるとは…………… 最終的に生きてて良かったよ……………………

 

 

 序盤はコメディ調で男女の入れ替わりを面白く書いてるのに中盤から不穏になりシリアスになってドババババってなって結局爆発して、ハピエンっていうストーリーの起伏が激しくて超良かったです

 

最初めっちゃ面白かったし三葉in瀧くんは超可愛いしでルンルンで見てたんですが

途中から涙止まらなすぎて結局最後までボロッボロに泣いてました

 

 神木くんの演技がめちゃくちゃ良いなって思いました

三葉in瀧くんの時の 女の子 の演技がすっごい上手くて  神木くんはすごい

 

瀧くんin三葉の男気溢れてる感も超好き

かっこいいよーーー!

 

司くんが思わぬ伏兵 かっこよかった  内定8社(サラッ)って感じなの本当にかっこいい

 

あとてっしーも好きでした  てっしー三葉のこと好きだったよね?!?!さやかと結婚するのかい!!!って感じだけど

瀧くんin三葉が計画立てた時の、あの  よくわかんないけど好きな女の計画することに無条件で付き合うぜ! 的な男気 好きだ〜

好きってだけで無条件に信頼してるてっしーイケメン!!!!

  

高校生瀧くん童貞だよなあ、、、あんなにおっぱい揉んで、、、

瀧くんが童貞って思うと可愛さ倍増です  瀧くんだから許されるんだけどね

 

 

瀧くんと三葉があの後幸せになれるといいなあと思います

瀧くんはまず就活頑張ってね

 

 

ってな感じで君の名は。めっちゃ感動しました〜イェーイ

今年映画豊作だなあって思います  早めにゴジラの感想も書き上げたい

 

 

あ、でも野田洋次郎の声が嫌いな人が君の名は見たらマジで地獄だと思います 嫌いじゃなくて良かったよ ってくらいRADが流れる……すごい……