赤のピンヒールで踊る

だいたい何らかのコンテンツに狂っています

京アニに頭が上がらない

7月18日の京アニの放火事件からもう2週間も経ったのか。

心から冥福をお祈りいたします。

あまりのむごたらしさに少し諸ニュースから離れるという決断をしていて、精神的にしんどくなっていた。それほどの衝撃。

ニュースになった当時はそんなに大事だなんて思わなくて、死者もゼロって出てて、それでも映像で見た燻る炎はなんとも惨たらしくて。次に見た時は死者一人って出てて、大惨事にならないといいなと願いながらバイトに行った。

それで、働いて、休憩の時間になってツイッターを見たら、死者が10人強に増えていた。なんてこと、って思いながらその後もバイトして、次に携帯を見た時には25人、夜家に帰ってテレビのニュースを見たら33人になっていた。

これは、もう、テロじゃん。

そう思ったし、実際テロだった。それも平成以来最悪規模の。

 

リアルタイムでニュースを見ていて、時間を追うにつれてどんどん死者が増えてくの、すっごいリアルで涙が出た。まあ現実のことだからリアルなのは当たり前なんだけど、余計実感がわいてしまって、本気で怖くて泣いた。

報道ステーションで見取り図と死亡者33人の内訳が出ていて、そこでわかったのは屋上へ続く階段で20人が折り重なって亡くなっていたこと。きっと屋上に逃げようとして、最上階で、ドアは開かなくて、炎に追い詰められて、階段で亡くなったなんて そんな そんなひどいこと って思った。つらかっただろうな、熱かっただろうな。

 

昔あることがきっかけで、リアルな火災に対してかなり敏感になってしまってので、本当につらくてしんどくてたまらなかった。

 

 

気にかかっていたからニュースから情報を得ようと必死だったけど、本当にしんどくなったから、このツイートを見て2日間くらい情報を遮断した。 

 

そのあと心がある程度回復した頃、京アニから公式に支援振込用口座が用意された。それ以前もアニメイトやいろんな団体が募金箱を設置してくれていたのは知ってたけど、京アニさん自分たちの処理だけで大変だろうに、私たちの意を汲んで口座を用意してくれたことに感謝しかない。

 

さらに、映画の仕様変更や、上映予定だったものを延期・中止せずに上映してくれる。なんて素晴らしいんだろう。

7/29にサイトに「世界中の皆様へ」のタイトルで上がったお知らせの文章も、日本語を含めて全6ヶ国語に翻訳されていた。世界各国から支援が届いているんだろうな、とか、京アニはそれほど多くの人たちに幸せを届けてきたんだな、とか思った。

そしてここでもやっぱり、手間もお金もかかる翻訳を通してまで、私たちファンのことを気にかけてくれている京アニに感謝の念を抱いた。代理弁護士が優秀なのか、社長や取締役が優秀なのかはわからないが、京アニ、ほんとすごい(小並感)