赤のピンヒールで踊る

だいたい何らかのコンテンツに狂っています

鉄血のオルフェンズへの感情、自分が思ってるより根深かった

2019年11月16日、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のピアノコンサートに行ってきました。

f:id:fermatme:20191120212602j:plain

鉄血ピアコン



g-tekketsu.com

 

実は鉄血のイベント行くのって最終回の時のラストフラッグ*1以来だから、実質2年半ぶりくらい?だったわけです。

 

鉄血の二期を見ていた時期、私は高校三年生で、ばりばり受験生で。それでも週に一回の楽しみだからって毎週日曜17時は何が何でも家に帰ってリアタイしてた。

そして忘れもしない2017年2月26日。

大受験のあと、私立志望でもう受験終わってた友達がお疲れ会を開いてくれて、つるとんたんでご飯を食べてて、談笑しながら何気なくツイッター開いたら、トレンドに「シノ」「シノヤマ」。ここで勘のいい私は全てを察してつるとんたんで号泣するっていう(笑)

そんで家帰って見てまた大号泣した。シノのシーンはほんと半分トラウマで、今でも火で焼かれるシーンとか見れないし動悸がするくらい、(笑)

最終回イベントの時ももちろんつらくてつらくて大号泣したなあ。ラストフラッグ終わって外でたら、空に綺麗な三日月が浮かんでてさ、友達と「み゛か゛づき゛だよ゛お゛」ってまた泣いた。

 

そんなこんなで、鉄血は、私個人的にかなり真面目にちゃんと見てきて 追ってきて、影響を少なからず受けているし、生きていく上でのなんらかの指標にもなってるし、鉄血が私の中の大きな割合を占めていた時期は確実にあったし、と 思い入れの深い作品ではあるんだけど、それでも(今の自分の旬ジャンル鉄血じゃないしな〜〜〜最終回イベ以降辛すぎて見返してないしな〜〜〜)って楽観視してたんですよね。

 

で、当日。

ぼっち参加だし気楽にいこう〜プロのピアニストの演奏楽しみ〜!くらいの気持ちで行ったのに

終わったら大号泣してる自分がいた

…え???自分の中にこんな感情あったんだ???ってくらいの久しぶりの大泣き。

後半の二期パートに入ってからの涙腺の決壊っぷりが尋常じゃなかった。

 

リアタイ時から一回もアニメ見返してないのみ曲が流れるだけでなんとなくあの話か、みたいなの思い出せちゃうし、なによりピアノと共に流れてる映像がやばかった 本当にダメだった。

2年以上、なんならもう少しで3年経とうとしているのに、あの頃の感情がブワーーーーーって蘇ってきたの。

 45話のさ、シノがダインスレイヴを発射しようと構えるシーン。その瞬間、とっさに(ダメダメダメダメダメダメやめてやめて…!!!!!!!!!!)って思って立ち上がって叫びそうになったくらい、臨場感をもって自分の前に映像が立ち現れた。ほんと、追体験みたいな感覚で。

マクギリスとガエリオのシーンも、ほんとに悲痛で。オルガも、ラフタも、みんな。(ビスケットは前半だったのでギリ耐えた)

直接的に死ぬシーンは流れなかったけど、その直前は映るから、余計に思い出しちゃうというか 自分の辛い記憶のなかの映像で思い出しちゃうからかな。

 

鉄血で苦しんでいるオタクたちって多分、鉄華団によせて物語を追っちゃってた人だと思うんだけど、わたしもその典型で。どうやっても物語から 鉄華団の物語から、距離を取れなくなっちゃうんだよね。そうやって苦しんできたよねみんな。

多分この先の人生で、どれだけ時間が経っても何回見ても辛い苦しいなんであんなことに、って思うんだと思う。それは変わらない気がする。

 

鉄血のオルフェンズ、なにはともあれつらい。おわり。

*1:会場がお通夜だったやつ

g-tekketsu.com